無料タイル・床材計算機 – タイル数、箱数、費用

床材プロジェクトに必要なタイル数と箱数を計算します。ロス率、メートル法/ヤード・ポンド法、費用見積もりに対応。

タイル計算機ガイド

タイル計算機は、床・壁・キッチンの腰壁(バックスプラッシュ)・シャワー周りの施工に必要なタイルの枚数と箱数を見積もります。まずは貼る面の寸法を測ることから始めます。床の場合は幅木のところで部屋の奥行きと幅を測り、掛け合わせて面積を求めます。壁やバックスプラッシュは、それぞれの区画の高さと幅を別々に測り、面積を合算します。部屋はフィート(またはメートル)、タイル自体はインチ(またはセンチ)で記録してください。両者は通常異なる縮尺で表示されているためです。あわせて、タイルの呼び寸法(例:12×12インチ、30×30cm)、パッケージに記載された1箱あたりの枚数、ロス率も必要になります。浴槽の設置面やキャビネットの列など、大きく動かせない開口部は差し引きますが、目地・出入口・小さな障害物は差し引きません。形が複雑な部屋は、空間をいくつかの長方形に分け、それぞれ計算してから合計します。この段階での正確な計測こそが、発注量の正確さを左右する最大の要因です。

計算は面積ベースで行います。施工面積を求め、タイル1枚が覆う面積で割り、ロスを加えて切り上げます。12×12インチのタイル1枚の面積は 12×12÷144=1.00平方フィート です。具体例:12フィート×10フィートの床は120平方フィート。ロス率10%なら 120×1.10=132平方フィート を発注します。1枚あたり1.00平方フィートなので132枚です。1箱に10枚入っているなら、箱数は ceil(132÷10)=14箱。数量は常に切り上げ、決して切り捨てません。メートル法での確認:3.66m×3.05mの部屋は11.16平方メートル。30×30cmのタイルは1枚0.09平方メートルなので、11.16÷0.09=124枚、×1.10で137枚です。タイルが小さいほど枚数は急増します。同じ120平方フィートの床でも6×6インチ(1枚0.25平方フィート)なら、ロス前で480枚必要となり、最終的な枚数は部屋の広さよりもタイルのサイズに大きく左右されることがわかります。

ロス率は貼りパターンの複雑さで決めます。シンプルな直貼りのグリッドはおよそ5%、標準的な施工は10%、斜め貼り・ヘリンボーン・大判タイルなど切断幅が広く搬入時の破損も起きやすいパターンは15%以上が目安です。色ロット(dye-lot)やキャリバー(寸法)は生産ロットごとにずれることがあるため、同じ製造ロットのタイルを必ず数枚予備に残しておきましょう。よくある失敗は、タイルのインチをフィートに換算し忘れること、目地(無視できる程度)を差し引いてしまうこと、1箱あたりの施工面積を確認せず箱単位で発注することです。床タイルでは、下地の平坦度・伸縮目地・モルタルの塗布率について ANSI A108/A118 施工基準と TCNA ハンドブックが基準を定めており、平坦度の許容値を満たすことでリッピング(段差)やタイル割れを減らせます。ASTM C648(曲げ破壊強度)と ASTM C1027(耐摩耗性等級)は、そのタイルが床用か壁用かの判断材料になります。本ツールは材料数量のみを見積もるもので、下地処理・見切り・パターン固有の切断歩留まりは考慮しません。複雑なパターンでは実際の割付図と照らし合わせて確認してください。