無料配管パイプ計算機 – パイプ本数 & フィッティング

住宅配管プロジェクトに必要なパイプ本数とフィッティングを計算。PVC、銅、PEXパイプに対応。

配管パイプ・継手計算機ガイド

配管パイプ計算機は、測った配管の延長を、定尺パイプ(スティック)の必要本数と、それらを接続する継手の購入リストに変換します。まず水平・垂直の配管延長の合計をフィート(またはメートル)で測ります。直線距離ではなく、根太・間柱・コーナーを回り込む実際の経路に沿った長さを採ってください。次に呼び径と材質を選びます。排水・通気(DWV)にはリジッドなPVCやABS、加圧の給水には銅やCPVC、冷温水の配管には可とう性のPEXが使われます。スティック長さは、そのパイプの販売形態に合わせて選びます。リジッドパイプは10フィート(約3メートル)が一般的で、PEXは20フィートのスティックや長尺コイルで売られます。続いてレイアウトをたどり、継手を数えます。各直角の曲がりに90度エルボ、各オフセットに45度エルボ、各分岐にチーズ(T継手)、そしてスティックどうしが突き合う箇所にカップリングを加えます。最後に、切断時に生じる端材や、各スティック末尾の使えない短い残りをまかなうための廃材率を設定します。

中心となる式は次のとおりです。スティック本数 = 切り上げ((総延長フィート ÷ スティック長さ) × (1 + 廃材率 ÷ 100))。例えば、浴室の先行配管に10フィートのスティックで売られる1/2インチ給水管が88フィート必要で、廃材率10%とします。まず 88 ÷ 10 = 8.8本。廃材率を適用すると 8.8 × 1.10 = 9.68 で、切り上げて10本。メートル法では、27メートルの配管を3メートルのスティックで賄うと廃材前で9本、廃材後で10本です。継手は長さから導かれるものではなく、レイアウトの数えた本数から直接決まります。配管経路に直角の曲がりが6か所、45度のオフセットが2か所、分岐が3か所あれば、エルボ6個・45度エルボ2個・チーズ3個を発注します。カップリングはスティックどうしの接合箇所の数に等しく、長い配管ならおおよそスティック1本につき1個なので、上記の10本の例ではカップリングを約9個見込みます。

パイプはスティック単位で切り上げるため、わずかに長さが超過しただけでも丸ごと1本余計に必要になります。だからこそ廃材率10%は水増しではなく現実的な値なのです。よくある間違いには、配管経路ではなく直線距離で測ること、立ち上がり管やスタブアウトを忘れること、そして継手を少なく数えてしまうことがあります。継手はたいてい真っ先に足りなくなる部材です。各種類のエルボとチーズは2〜3個ずつ予備を発注しておくと、溶剤接着の接合部にひびが入ったり切断を誤ったりしたときの安い保険になります。材質の選択は好みではなくコードで規定されます。国際住宅コード(IRC)と国際配管コード(IPC)が用途別に認可された材質を定め、PVC圧力管のASTM D1785やPEXのASTM F876/F877といったASTM規格が寸法と定格を定義します。排水勾配は所定の値を確保し、2.5インチ以下のパイプでは通常1フィートあたり1/4インチが標準です。購入前に、圧力定格・支持間隔・接合方法を地域の補足規定に照らして確認してください。